JUST道IT「北海道新型コロナウィルスまとめサイト」への参加

道内の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する最新情報を分かりやすく提供するために動き出した「JUST道IT」。北海道が発表する公式情報をわかりやすく伝えることで、北海道にお住まいの方や拠点を持つ企業の方、北海道に関わる全ての方々が現状を冷静に把握することを目的としています(2020/03/10時点 北海道公式の独立した活動です)。Code for Sapporoでは「JUST道IT」の活動に賛同し、話し合いの場の提供 (slack)、メンバーによるサイト作成への参加等を行なっています。

 

 

JUST道ITのツイートより

「#JUST道IT」と僕らが呼んでいる取り組み。この週末、東京都が出してくれた、「新型コロナウイルス感染症対策サイト」を北海道でも使おう!と有志が立ち上がり、週末物凄いスピード感で進み、ついに本日、みなさんに公表できることになりました!!

僕たちは、行政が持つ「一次情報」をありのまま見ていただきいたずらに不安を煽るのではなく、データによって現状をしっかりと把握していただきいわゆるデマや間違った情報をうのみにしない状況が広がることを理想としています。

この一時情報と言われるものが「オープンデータ」です。2020年現在でも、行政から発表される情報は「PDFデータ」や、「人の目が見やすいように加工されたエクセルデータ」または「紙」という場合も多いのが現状であり、今回の「JUST道IT」のような取組を行おうとしても、大きな加工が必要で多くの時間が必要となります。「東京では当たり前になってきている」ものが「北海道だからまだしばらくかかる」のはおかしいような気もします。

ぜひみなさんにもこのサイトを広く活用、そして広げていただき、その利便性から「データをありのまま無加工で出すとなんかいい感じになるんだ」という事を知って頂ければと思います。また、今後は民間オープンデータの活用も進めていければ、たとえばマスクの供給やトイレットペーパーの買い占めなど、起こりづらくなるかもしれません。

ネガティブ状況な中にネガティブな情報だけを重ねてもどうしようもありません。僕らは事実を事実として見て判断するのが重要なのかもしれません。「闇を闇で追い払うことはできません、光だけがそれを可能にします」行政はいまこそ”Raw Data Now!”です。どこがどうだというパワーゲームではなく、同じフィールドのプレイヤーとして協力しましょう。

JUST道ITへのお問い合わせは JUST道IT Facebookページまでお願いします。
JUST道ITでの取り組みに共感し、開発・運営に参加を希望される方は、Code for Sapporo Slack ワークグループよりご参加ください。